どうもこんにちわ。
タクミです。
(あえて思いっきり成金感を演出する画像を掲載)
前回に引き続き、メンタリストDaiGoさんの
『好きをお金に変える心理学』
の内容をまとめていこうと思います。
今回は後編記事となります。
・ 好きをマネタイズする具体的な方法
・ フロー状態に入る9つの条件
・ 好きを見つけるための考え方
などを記載してます。
前編記事はこちら
(お金の物差しの重要性・実際に好きはお金に変えられるのか?等を記載してます)
では参ります。
好きをマネタイズする具体的な方法はこれ
⑴ 好きなことを宣言するアピール&コミットメント
まず最初にすべきことは、自分が何を好きで得意としているのか
周りの人や、コミュニティに向けて宣言することが必要です。
(何も好きなことがない人は、後ほど対策法を書いておきます)
そして、アピールするだけでは押しつけがましくなるので、
必ず自分の守備範囲の内容で困ったことがあれば、
力になる旨を、
周囲に伝えることを忘れないようにしましょう。
ポイントは、
「アピール時に短いセンテンスで相手に的確に伝わるフレーズ」
を用意しておく事。
メンタリズムって何ですか?という質問に対して
一から説明しても伝わらず、マジックの類で片付けられてしまった
DaiGo氏は、よく考えた結果、こう要約して伝えるように。
(メンタリズムとは)
「科学とロジックで超常現象を再現すること 」
このフレーズを使い始めてから
相手のDaiGoさんへの理解度が高まったとのこと。
現在好きなことを発信している(発信しようとしている)
方は、是非一度、
アピールするための短いフレーズを考えてみてはいかがでしょう?
ちなみに自分も便乗して、
諸々考えてみた結果、当ブログは、
「ブログで人は成長できるのか? 」
(人間力)
が一つのテーマであり、
「誰でも再現可能で、
行動に繋がる、有益な情報を分かりやすく発信する」
ことがブログにおける僕の仕事だと考えております。
(脱線するときも多々ありますけど 大目に見てもらえれば 笑)
⑵ ギブ&ギブ 『返報性の法則』を理解して、自分を応援してくれる人を増やそう
返報性の法則
人は他人から何らかの施しや好意を受けた場合に、
お返しをしなければならないという感情を抱く心理
引用元:【朝礼ネタ】「一貫性の原理」「返報性の原理」とは? ~あなたは利用する側?される側?~ | 朝礼ネタ・スピーチネタ 今すぐ使える!“ネタのコンビニ”
受けた恩は返したいと思うのが人の心理。
しかも、受けた恩以上のことを返したいと思うのが
この法則の面白いところです。
書籍内の説明だと、
「小さい親切を繰り返し」
「先手必勝、さりげなく」
がポイントのこと。
・・・かといって、意識しすぎたり、難しく考えすぎると、
ドツボにハマるので、こうシンプルに考えることを
当ブログはオススメします。
「他人に親切にすることは、自分の糧になる。」
そして、
「人に親切にする内容に、大きい・小さいを気にしない。」
むしろ、距離感をわきまえてない、度が過ぎたプレゼント等は、
自分にも相手にとっても、重荷にすらなる可能性があります。
- 相手が気軽に受けとれるものを渡す。
- 自分ができる範囲で、無理せず、人に親切にする気持ちと行動。
それらを継続できれば、自然と自分を応援してくれる
仲間を増やせると思います。
自分が先ずは与える(ギブ)&
すると相手からも与えられる(ギブ)
これは間違いない事実かと。
⑶ 好きなことを通じて、他人に貢献する
アピール&コミットメントが、好きをマネタイズするための準備だとしたら
貢献することは、具体的な行動を起こす段階にあたります。
自分の持っている知識や技術を用いて、
相手の課題解決に貢献する。
この際は、相手の問題、もしくは叶えようとしている
夢や願望に対して
「自分は(好きなこと)を通じて、どんな貢献ができるのか?」
を考えましょう。
また、貢献することは、
しっかりとした自尊心を持つきっかけになり、
自尊心欠如による散財を防いだり、
他人への力になれたという実感で、
自分の幸福度も高まります。
そして、そういったプラスの効果を享受しつつ、
人脈が形成されていきます。
著書の中で、印象に残った言葉を記載しておきます。
「人脈とは誰かを知っていることではなく、
誰かに知られていることである。」
(斎藤孝教授も同じ内容を言っていた気がする)
個人的には、自己肯定感を高めることが、
行動する量を増やし、
結果、自分を知られる機会が
多くなると考えています。
過去記事ではコレがオススメです
自分がしっかり他人に認識されるような、
日々の行動を心がけましょう。
⑷ 弱いつながりこそ大切にする
ここでいう強い・弱いとは、
親族や配偶者、恋人、親友、会社のごく親しい人間は
強いつながり。
昔少しだけ仕事をしたことがある人だったり、
子供つながりのパパ・ママ友、ご近所さんや趣味の仲間は
弱いつながりと表現してます。
普通であれば、強いつながりこそ、
お互い困った時に手を差し伸べて力になってくれそうですが、
一つ問題があります。
強いつながりは、自分と似た環境や生活、仕事をしている
可能性が非常に高いということ。
「好きなことを突破口に、今いるコミュニティの外に
チャンスを求める」
場合は、自分とは異なる環境にいる
「弱いつながり」
こそが役立つことが多いのです。
ちなみに、人間の(定期的に連絡をとるレベル)の交友関係を
維持できる限界は、150人と言われています。
ただ、他人の150人の中に自分が含まれる数の上限には限りがありません。
この点からも、自分が知られているという事実が
とても重要だということが分かってきます。
(まあ僕自身は、正直150人の友人・知人はおりません・・・頑張ります 笑)
関連記事の人脈形成術は、(力技のところもありますが)
一読しておくと参考になると思います。
⑸ 決断するべき時は、自分の直感を信じる
チャンスに向かって一歩踏み出せる人は、
必ず直感の力を信じているとのこと。
DaiGoさん曰く、直感は人間誰しもが持っているもので、
特別な力ではないと説明してくれてます。
色々な研究で、直観による判断は論理的な思考よりも
的中率が高いと報告されていますが
そもそも論理・熟考の上での判断と、
直感によっての判断は
「脳で行われている情報処理のプロセスが全く異なる」
とアメリカのヴァンダービルト大学の研究チームによって
指摘されているようです。
個人的には、直観とは
過去の経験の総合力を、瞬時に発揮する類のものだと考えてます。
論理的に考えると、人間は損をしたくない気持ちが先立ち、
結果、チャンスをつかみ損ねるということは良くある話。
よく成功している起業家の方などは、過去は失敗の連続だった
という話が出ますが、
実は行動が先立って、失敗が重なり、
結果、「直観力」が磨かれていった。
という考え方もできます。
(これは、著書ではなく、僕個人の考えです)
まずは行動してみるべきというのは、
あながち間違っていないのかもしれません。
(完全な詐欺の類には、十分気をつけた上での話です 汗)
以上の5つの方法が、具体的な好きをマネタイズする方法です。
是非実践してみて下さいませ。
フロー状態に入るための9つのルール
フロー状態とは?
心理学者 ミハイ・チクセントミハイが提唱した概念。
ある物事に取り組んでいる時に、完全にそのことにのめり込み、
集中している状態のこと。
引用元:DaiGo 『好きをお金に変える心理学』
好きなことを判断する際の一つの指標は
時間を忘れて没頭することがあるかどうか?
である程度判断ができます。
この本の、『好きなこと』の定義を要約すると、
- 時間を忘れ没頭することがあり、時間が経つのが短く感じる
- 目的が明確で、未知への挑戦も多い
- 自分で環境やスケジュールをコントロールできている
- お金をもらわなくても、行動を維持できる
この様な内容となります。
これは一種のフロー状態に近い内容なので、
フローに入るための9つの条件にも触れておきます。
① 明確な目的
(何のための行動か、自分でしっかり把握できている)
② 集中
(多々ある選択肢の中から、その物事にお金と時間を集中できるか)
③ 自意識の低下
(我を忘れた状態)
④ 時間の歪み
(時間を短く感じる。没頭感)
⑤ レスポンスの速さ
(課題をクリアすることでの効果を即実感できる)
⑥ 適切な難易度
(取り組んでいる物事が、難しすぎす、易し過ぎない)
⑦ 自分で状況をコントロールしている感覚
(自分の望む方向に物事が進められるかどうか)
⑧ 活動自体に価値を見出すことができる
(報酬目当てではなく、活動自体に価値を感じられるか)
⑨ 他者に妨害されない環境
(電話が鳴る・話かけられるなど邪魔が入らない環境)
重要なのは、好きなことにしろ、フローの条件にしろ、
全ての条件を満たしていることは凄く稀であると いうことです。
普段自分が本業として行っている活動に関して、
少しでも上の定義や条件に合致している内容がないのか
確認してみることが重要です。
そこには、あなたの『好き』が眠っている可能性が高いのです。
ちなみに僕の本業は、機械のメンテナンス関係で、
外回りが9割の仕事ですが、
・・・正直全く面白いとは思っておりません(笑)
が、仕事で得た知識を社内でまとめたり、
共有することには喜びは感じますし、
それを基に、知人を介して会社のホームページ制作に携われた経験などは
自分の幸福を感じられる内容だったと思っております。
その好きを現在集約しているのが、
当ブログということになります。
稚拙な表現かもしれませんが、
「自分に正直になること」
が、好きを見つけて、
大きくしていく鍵なのかもしれません。
メンタリストDaiGoさんの『好きをお金に変える心理学』を読んだ 後編まとめ
以上で、二回に分けてお届けしました
『好きをお金に変える心理学』まとめは終了です。
再度ポイントをピックアップしておきます。
- まずはお金の物差しをしっかり持つ
- 収入を増やすことでの幸福には限界がある
- 投資と消費の違いは意識すること
- 好きなことをマネタイズするには、周りの人間への接し方も重要
- フロー状態の条件には、自分の好きが眠っている可能性が高い
最近思うのが、お金に関して考えるのが苦手な人は、
人間関係のストレスにも敏感な気はします。
これは以前の自分にも当てはまるのですが、
ストレスに敏感すぎて動けなくなるパターンかなと。
行動量とストレス耐性は、密接な関係にある気がします。
体が丈夫で、
思考は深くない(失礼)パターンは
行動量で補える可能性がありますが、
思考は発達しているが、
体が弱かったり、ストレスに弱すぎるパターンは
必要な行動量が足りなくなり、結果がでにくい気がします。
考える脳を活かすためにも、健全な肉体が必要である
と最近は思っております。
(このブログで筋トレ記事を扱っているのも、その理由が大きいです)
思い当たる方は、筋トレや運動を習慣化する方法を読んでもらえればと。
自分の過去記事を使った、
「思考を行動に結びつけるための方法論」
など近々書いてみようかなと思っております。
長文失礼しました。
今回紹介した本のリンク貼っておきます。
他の書籍一覧ページはこちらからどうぞ
→【Amazon】『好きをお金に変える』 関連書籍一覧ページへ
また更新していきます。
そんじゃ、またね!
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