どうもこんにちわ。
タクミです。
いきなりですが、質問です。
「給料(収入)が、働かなくても毎月振り込まれるとしたら、
あなたは、今の仕事(活動)を続けるでしょうか?」
この質問に対する答えは、
NO!!即辞職だぜ!!
という方がほとんどだと思いますが、
反対に、イエスと答えられる人は、既に
「全てをつぎ込んでも惜しくないほど、大好きなこと(仕事)」
を見つけられている可能性が高いです。
それはお金に困らなくなる人生のヒントになるかもしれません。
今回は、こんな本を読んでみました。
この本のキーワードは
- お金の無限ループ(再投資)
- 好きなことの芽を見つける方法
- お金の物差し(足るを知る)
- 好きをマネタイズする方法
- フロー体験に入る9つの条件
などなど。
まず前編記事は、
- お金の物差しの重要性
- 好きなことと、お金の関連性
を主題に記事を書いていこうと思います。
後編記事はこちら
(好きをマネタイズする具体的な方法・フロー状態に入る9つの条件など記載)
では参ります。
- お金の物差しをしっかり持つことの重要性
- お金を好きなことに再投資する重要性について
- 好きなことに集中投資した結果例(DaiGo氏の場合)
- 『好きをお金に変える心理学』を読んだので諸々まとめてみる 前編 まとめ
お金の物差しをしっかり持つことの重要性
お金は幾ら持っていれば満足できるのか?
まず、お金の話をする上で最重要となるのが
「自分がいくらお金を持っていれば満足できるのか?」
をしっかり考えることです。
もしくは、
「いま行なっている仕事(活動)で、幾ら稼げれば満足できるのか?」
と考えてもいいと思います。
書籍内では、
コーヒーのカップサイズで上手に例えられていました。
本来スモールサイズの量のコーヒーで、
満足できると考えられていたはずが、
同じ量をラージサイズのカップに注がれる
だけで、何だか物足りない気持ちになりますよね?
お金に関しても、全く同じことが言えると思います。
本来は生活できるだけのお金で満足できるはずが、
他人と比較等をすることで、
「お金が足りないという飢餓感」
が発生します。
また、著名な投資家が口を揃えて言う内容が
「出口戦略」
を意識することの重要性。
要は、投資するお金で幾らのリターンが確定された段階で
取引を終了するのか、事前に決めておくことが大事ということです。
(これが出来ないと、いつまでも手仕舞い出来ない羽目に。)
これは副業を始める際も、
同じような考え方が必要になると思われます。
まずは自分の頭でしっかり考えた上で、
お金の物差しをはっきりさせてみましょう。
詰まる所、お金に関しては
「自分をコントロールできるか否か」
「自分が満足できる金額と、
幸福感を得られる使い道を理解しているか?」
この二点が最も基礎的な内容であることを押さえておきましょう。
(自分自身にも言い聞かせております)
収入の満足度は頭打ちになる?イースタリンの逆説について
「お金を稼げば稼ぐほど幸せになるのか?」
考えてみると、かなり疑問が生じます。
アメリカの経済学者、
リチャード・イースタリンが唱えた説は
下記の通りです。
「貧しい時に収入が増せば、幸福感が増すのは間違いない。」
「しかし、年収が一定レベルに達すると、
それ以上収入が増えても幸福感は変わらない。」
その後、2010年に心理学者のダニエル・カーネマン教授が再度
行った調査でも、
「年収が7万5千ドル(日本円で800万前後)
を超えたあたりで、幸福感の増加はストップする」
という結果がでているようです。
全く幸福感が上がらなくなるかは
議論の余地はあると思いますが、
「貧しい時に収入が上がった幸福感」
を得られなくなるのは間違いありません。
そしてかつて味わえた幸福感を再現しようとして
散財する行動に繋がりやすくなるという流れ。
この辺りの内容は、過去記事で詳細まとめてあります。
お金があればあるだけ幸福になれるという考えは、
お金に対する飢餓感に繋がり、
下手すれば、詐欺的商法につけ込まれる隙を与えることに
なるので、十分注意が必要です。
お金を好きなことに再投資する重要性について
お金の使い方の2つのパターン
では基本的なお金の考え方を説明したところで
本編に入ります。
お金を使うパターンは大きく分けると2つになります。
① 一時的な喜びが得られる消費型
② 将来的なリターンが期待できる投資型
本来は、この2つのパターンを理解した上で、
上手なお金の使い方を心がけるのが理想的なのですが、
とかく、人は
金を使う = 悪いこと
という極端な思考から、過度な貯蓄をする方向に走ります。
貯蓄による資産形成は、確かに一定の自信を人に与える効果は
期待できますが、 大きな欠点として
(自己の自信を守るため)
「お金のためだけにしか動くことができなくなり、
結果的に現状を変える行動がとれなくなる」
要は、貯蓄は本当の自信の構築には繋がらず、
「自分の立場を守るための行動しかとれなくなる」
ということかと。
DaiGoさん曰く、お金の考え方で大事なのは、
「投資となるお金の使い方を学んでおく」
「使うべきタイミングで、しっかりお金を使う」
その使い方の鍵を握るのが
「好きなことにお金を使うこと」
に繋がっていきます。
では、詳しく説明していきます。
お金を自分の好きなことに集中させる本当の意味
【好きこそ物の上手なれ】
好きなことには自ずと熱中できるから、
上達が早いものであるという意。
お金を使ったことにより、
その使った額以上が将来的に返ってくるかどうかは
その使い道が、
「本当に自分の好きなことであるかどうか」
がポイントになってきます。
好きなことでないと、残念ながら
リターンはあまり期待できません。
何故なら好きと物事の習熟度は、
完全な比例関係にあるからです。
好きなことに集中してお金を使える人は、
結果的に小さな仕事に繋がっていき、
将来的にお金が返ってくる可能性が高くなります。
そして、入ってきたお金を好きなことへ
再投資することで、お金は好循環で回り始めます。
これを書籍内の表現でいうところの
「お金の無限ループ」
という内容にあたります。
(ネーミングは胡散臭いけど、理屈は理解できる 笑)
このループ状態に持っていくためには、
まず好きなことへ投資してみることが必要かと思われます。
具体例として、本の著者のDaiGoさんの例で考えてみます。
(DaiGoさんだと、いまいち絞まらないのでDaiGo氏と以下統一)
好きなことに集中投資した結果例(DaiGo氏の場合)
かつては、今以上にメディアに引っ張りだこだったDaiGo氏。
ですが、必要以上にパフォーマンスじみたTV局からの要求と、
超過密なスケジュールに対して疑問を感じるようになります。
そして諸々のプレッシャーがピークに達した状態で、
メンタリスト引退宣言をして、TVから一度姿を消しました。
TVに出ていた頃、群がるように集まってきた人々は
全て消え去り、考える時間だけが残されたDaiGo氏。
「一体自分は何をしたかったのだろう?」
金と名声は手に入れたけど、余裕はなく、
好きな飼い猫と一緒に過ごす時間もなかった現実。
「自分が本当に好きなこととは?」
「自分が一番やりたかったこととは?」
DaiGoさんの答えは、ただ一つ。
「読書をしている時に、幸せを感じられる。」
そこから、可能な限り読書で知識を得ることを中心に
生活リズムを組み直し、仕事内容も
本の知識を活かせるものに比重を移しました。
テレビでのパフォーマンスは基本断り、
動画サイトでの心理学の解説など。
そして、現在僕もブログで取り上げている
「心理分析してみた」
に繋がっていきます。
(有料登録者数はニコニコ内でも1位・2位を争う人気動画)
著書の中でDaiGoさん本人もおっしゃっておりますが、
ニコニコ動画で行っていることは、
「本を読んで吸収した知識を整理して、視聴者に伝えているだけ」
実際観てみると、確かにそうなんですよね(笑)
(読書量の凄まじさと、話の伝え方が明確なのは事実なので、
誰もが簡単に真似できるとは決して思いませんが。)
好きな読書をして、好きな情報を発信するだけで
ビジネスとなる(可能性)があるという事実。
そして、DaiGoさんのまとめ記事を
メインコンテンツ(?)としている当ブログも、
何とか
DaiGoさんの動画視聴料(月540円)程度は
ペイできる状況となってきております(笑)
僕自身もやっていることは
「本や動画(はたまた興味を持った商品)など、
自分の好きで得た知識を、パソコンを通じてテキストを打ち込み、
ブログ媒体で発信しているだけ」
に過ぎません(汗)
昔から文章を書くのは好きなので
ブログも性に合っているのかなと最近感じております。
DaiGoさんと規模は違いすぎて比較するのも
誠に恥ずかしいのですが、
(大なり小なり抜きにして)好きなことをしてお金が稼げる
というのは、あながち嘘ではないと
最近感じております。
(いずれ収入の壁も来るだろうと分かっておりますが・・・笑)
『好きをお金に変える心理学』を読んだので諸々まとめてみる 前編 まとめ
ということで、前編はここまでとなります。
「好きなことをやるという重要性」
と、
「好きをお金に変えるというのは非現実な話ではない」
という部分に重点をおいて、説明してみたつもりです。
お金の話は、前提条件を明確にしておかないと
自分自身火傷する可能性が高いので、結構文章に気を使っております(苦笑)
後編では、肝心の
「好きなことをマネタイズする方法」
を中心に取り上げて、余裕があれば
フロー状態の9つの条件にも言及していきたいと考えてます。
紹介している書籍のリンク貼っておきます。
他の書籍一覧ページはこちらからどうぞ
→【Amazon】『好きをお金に変える』 関連書籍一覧ページへ
また更新していきます。
そんじゃ、またね!
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