タクミの帰宅塾

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『嫌われる勇気』を分かりやすくまとめてみた 人が変わるということについて【第1話】

どうもこんにちは。

タクミです。

 

今日は久しぶりに、ベストセラー本を読み直して

記事をまとめてみようと思います。

 

誰もが知っているであろうこの本。

 

【 嫌われる勇気(自己啓発の源流「アドラー」の教え )】

 

 

読んだことがある人も多いはずの、この本ですが、

果たして内容をしっかり人に説明できるでしょうか?

 

 

なんか青年がオッさん(失礼)に食ってかかる内容だった! 

 

 

 そんな感想しか出てこない人も多いのかなと(笑)

(自分も似たようなものです。)

 

復習も兼ねて、ポイントをピックアップしながら、

何回かに分けて、内容を分かりやすくまとめていきます。

 

第一話はこんな人向けの記事

 

  • アドラー心理学に興味がある

  • 前に嫌われる勇気を読んだけど、内容を覚えてない

  • 人は変われるのか、変われないのか気になる

  • 過去に縛られずに生きていきたい

 

 

< 今回の記事の登場人物 >

 

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アドラーの顔した)哲人 

 

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食ってかかる青年

 

f:id:takumino:20180815082323j:plain

ブログ管理者タクミ(不要説あり)

 

 

では参ります!

 

 


 

  


アドラー心理学の3つのポイント

 

アドラー心理学の内容は、

次の3つのポイントに集約できます。

 

① 人は変わることができる

 

② 世界はシンプルなものである

 

③ 誰もが幸せになれる

 

 

こんなの嘘だ!人は変われないし世界は複雑にできているんだ!嘘に決まっている!

 (不幸の中心で叫ぶ青年)

 

 

早速、噛み付いてきましたね・・・。先生やっちゃってください!

 

 

あなたに足りないものは、幸せになる勇気です。さあ対話しましょう。(強引)

 

 

古のソクラテスは、自身の手で著作を残したことはなく、

ひたすら若者と路上で議論を重ねました。

 

そうやって構築された哲学を、

弟子のプラトンが著作という形で残したのです。

 

又、アドラーも、小さなディスカッショングループにて、

議論をすることを好んだ人物でした。

 

 

対話を通じて、気づくことにより、人は変化の第一歩を歩める。

 

 

人は本当に変われるのか?

 

哲人は青年と語り始めるのであった。

 


フロイトの「原因論」 VS アドラー「目的論」 

 

アドラーオーストリア出身の精神科医

 

フロイトユングと並ぶ心理学者として世界的には有名ですが、

日本では比較的マイナーな存在でした。

 

 

アドラーは、フロイトの弟子かなんかだろう?そうに決まっている。

 

 

明確に否定します。

 

 

元々はフロイトが主催する

 

「ウィーン精神分析協会」の中核メンバーとして

活躍していたアドラー

 

しかし、その後学説上の対立から袂を分かち、

独自の理論に基づく、「個人心理学」を提唱することになります。

 

アドラーは、学問のための学問ではなく、

自分の思想が、人々のコモンセンス(共通感覚)となることを望んでました。

 

 

アドラー心理学

人間理解の真理、また到達点として様々な人に影響を与えています。

 

ちなみに、袂を分かったフロイトが提唱するのは

 

原因論

 

青年はこう主張します。

 

 

自分の友人は、部屋に引きこもっていて一歩も外に出れない!
それは、過去にひどい経験をしたことによるトラウマが原因なんだ。

 

 

明確に否定します。

 

 

青年が主張している内容は、まさにフロイトが唱える

原因論そのもの。

 

 

「過去にひどい経験をした」(からこそ)

→ 外に出れない!

 

 

しかし、この理屈が正しいとすると、いつまで経っても

友人は外に出れないことになりかねません。

 

あらゆる結果の前に、原因が存在する。

 

そんな考えに哲人は、こう言います。

 

 

明確に否定します。  

 

 

アドラーが提唱するのは、

フロイト原因論を否定的に捉える

 

「目的論」

 

詳しく触れていきます。

 

 


経験に意味を与えることで未来は作られる

 

 

友人は、外に出たくないという目的に沿って、不安・恐怖という感覚を作り出している

 

 

哲人が言うには、青年の友人は外に出たくないという前提があり、

その目的に沿って不安や恐怖という感情を作り出しているとのこと。

 

 

友人を仮病扱いするのか!謝れ!

 

 

いえ、友人は仮病ではないと思われます。

不安や恐怖を本気で感じているからこそ、一歩も外に出れない。

 

これは否定できません。

 

しかし、それも外に出ないという目的によって

作り出された感情だったり、痛みだと考えられます。

 

アドラー心理学においては、

トラウマは明確に否定されます。

 

外に出ないという行為により、

(例えば)親や友人は心配してくれるかもしれません。

 

部屋から出ないことは、

自分に注目を集めることが目的とも考えられます。

 

一方、外に出ることでその他大勢の知らない人間に囲まれて、

生活することは、自分という人間の価値を、

思い知らされる懸念があります。

 

誰も丁重に扱ってくれない、という可能性が高い

 

 

 

外に出ないという目的を達成するために、
外に出れない理由を作っている!

 

 

こう考えるのが、アドラーが提唱する「目的論」です。

 

哲人は言います。

 

 

過去の経験が重要なのではない。
自分が経験に対して、どういう意味を与えるのかが重要である。

 

 

とても主体的な考え方をするのが、

アドラー心理学の特徴とも言えます。

 


ドヤ顔で自分の経験を語り始めた青年

 

「目的論」に納得がいかない青年は、

最近自分の身に起きた経験談を語り始めました。

 

 

自分のお気に入りの服にコーヒーをこぼされたから、
ついカッとなって怒鳴ってしまった!
これはコーヒーをこぼしたウェイトレスが悪い。

 

 

あくまでも、フロイトの「原因論」が正しいということを

証明したい青年。

 

 

哲人は、こう質問することにしました。

 

 

では、あなたは(たまたま)ナイフを持っていたら、カッとなって相手を傷つけるということなのでしょうか?

 

(一見極論のようですが)考えてみれば、

感情は抑制できないという前提だとすると、

相手を傷つける行為も不可抗力、ということで片付けられてしまいます。

 

哲人の答えはこうです。

 

 

青年は大きな声で怒鳴る、という目的のために怒りという感情を作り上げた。

 

 

 要は、青年の中で無意識に、

 

→ 大声を出す

→ ウェイターを屈服させる

→ 自分の優位性を示したい

 

という考えが起きていたと想定されます。

 

 

自分の主張を通すために、人は怒りを捏造する!

 

 

例えば、さっきまで怒鳴っていた人間が電話の応対になると

余所行きの声で対応して、電話が終わった後に、

また怒鳴り始めるケースがあります。

 

これは、怒りは出し入れ可能な「道具」であるという

証明であるという考え方もできます。

 

哲人はこうまとめます。

 

フロイトの提唱する原因論では、
人間の自由意志が尊重されず、機械的な人生となってしまうだろう。

 


なぜ青年は不幸なのか?ギリシア哲学的に善・悪を考えるとこうなる

 

他の人間になりたいという欲求の問題点

 

先ほどから明確に否定されてばかりの、

青年は切り札を出します。

 

 

僕は幸せになりたい!アイドルみたいに明るく人から愛される人間に変わりたい!
人間が変われるのであれば、それも可能ということでしょう?

 

 

・・・幸せになりたいということは、現在幸せではないのですか?

 

 

つまり、(暗に)

哲人は青年にこう伝えたいと思っています。

 

 

青年は現在不幸の真っ只中(汗)

 

 

しかし、いくら願っても、

他の誰かになれるわけではありません。

 

問題なのは、

 

① 青年が今自分が不幸だと思っている。

 

② 他の誰かになれれば幸せになれるという発想をしている。

 

哲人は静かに青年に伝えました。

 

 

その不幸も、あなたが作り出しているものである

 

 

不幸も自分のためになるという発想をしている青年 

 

ギリシア語では善と悪には道徳的な意味合いはなく、

下記のような考え方となります。

 

善(agathon) 「ためになる」

 

悪(kakon)  「ためにならない」

 

行為としての悪は山ほど存在するけれど、

結局人間は、全て自分のためになるという「善」の遂行をしている。

 

自分のためにならない行為をする人間はいないという考え方

 

 

青年が不幸である理由をまとめると、こうなります。

 

 

青年は不幸であることが、自分の「ためになる」と判断した。

 

 

アドラー心理学では、人の性格や気質を

「ライフスタイル」

という言葉で表現します。

 

青年は不幸と感じるようなライフスタイルを自分で選びとっている。

 

言い換えれば、

 

新しいライフスタイルを選ぶ勇気が足りてない

(だからこそ、惰性でも現在の自分に甘んじている)

 

哲人はこうまとめます。

 

 

ライフスタイルは自分で選ぶことが可能。
(しかし)
多くの人間は自分が変わらないという不断の決心をしているので変われない。

 

 

乗り慣れた車

たとえそれが気に入らない車種だとしても

で人生を走り続けるのか?

 

それとも新しい車に乗り換えて、

予測不可能な未来に向かって走るのか?

  

 

・・・家で考えてから、また来ます。

 

 

こうして青年は一度、自分の家に帰るのであった。

 


『嫌われる勇気』を分かりやすくまとめてみた 人が変わるということについて 

 

今回の記事のポイントはこちら。

 

  • アドラー心理学では、原因論ではなく、目的論で物事を考える
    (トラウマの否定)

  • 経験に与える意味付けは、自分自身で決定する
    (与えられたものをどう使うのかが重要)
     
  • 不幸も自分の意思決定によるもの
    (不幸も自分のためになるという考え方をしている)
     
  • まずは自分のライフスタイルを止めるという決心が必要
    (ライフスタイル = 性格・気質)

 

 

過去に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかについては何の影響もない

 

 

嫌われる勇気に関して、

今後シリーズ化するかは反響と自分のテンション次第(笑)

 

(次回があれば、対人関係におけるアドラー心理学の考え方をまとめる予定)

 

また更新します。

 

そんじゃ、またね!

 

 

 

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