タクミの帰宅塾

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僕がブログを始めた理由。囚人のジレンマに倣って、パワハラ上司に『しっぺ返し』してみた!

どうもこんにちわ。

タクミです。

 

前回の記事で、囚人のジレンマについて

触れてみました。

 

囚人のジレンマについての過去記事

www.takumiate.com

 

実は、この囚人のジレンマの話を事前に知っていた

僕は、一度自分の直属の上司に対して

 

「しっぺ返し理論」を使ってみた経験があります。

 

僕がブログを始めた3ヶ月前、ちょうど会社の上司の

自分に対するパワハラがピークを迎えていた時に話は遡ります。

 

 

上司に対し、しっぺ返しによる報復を行った結果とは?

 

 

では参ります。

 

 


 

 


パワハラ上司との軋轢について

 

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タクミとアヤベ

 

僕はタクミ。ただのしがないサラリーマン。

外回りの機械メンテナンス業を仕事にしている。

 

役職は主任・・・なんて言ってもお飾りで

直属の上司の命令には、逆らえない日々を過ごしている。

 

 

おい!タクミ、現場行くぞ!

 

 

この偉そう(実際に僕よりは偉いのだが)な中年男性は

職歴10年越えの中堅社員。

 

中年の中堅社員の名前は、

 

 

アヤベと申します。(もちろん仮名)

 

 

アヤベは僕の直属の上司であり、

指揮命令権などは全てアヤベが握っている。

(年齢は僕より約一回り上の40代後半)

 

・・・しかし、このアヤベ。

 

仕事熱心なのは良いのだが、完全にアクセル踏みっぱなしの

昔でいうモーレツ社員。(古すぎか 汗)

 

このモーレツアヤベのことが、正直苦手な僕。

 

ただ、僕も30過ぎのれっきとした社会人。

 

むしろ好かれていると感じる位には、

上手く立ち回れていたと自分でも思う。

 

(現に、部下として配属された初期は他の社員に対して、

僕に対する高評価を話す程度には、上手くやれていた)

 

しかし、一つだけ、絶対に埋められない問題が、

僕とアヤベの間には存在した。

(小説風に書こうと思ったけど、飽きたのでここまで)

 

僕から見たアヤベの致命的な欠点

 

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時間感覚が汚染されている。

 

 

要は、

 

・ 残業が当たり前

 

・ 客の要求する仕事(割り込みスケジュール)に従順(すぎる)

 

・ 忙しいことが一種のステータスとなっている

 

・ 結果、仕事に忙殺されて日常的にイライラしている

 

 

自分が残業しているのは、部下の動きが悪いという考えが

根強いのか、

 

 

早く自分のようになってもらわないと困る

 

 

が口癖のアヤベ。

 

一方の自分は、

 

  • 指定された時間でベストを尽くす

  • (できる限り)早く帰って自分の時間や、
    家族と過ごす時間を優先

 

もちろん、残業はする時はするし、

時折、早朝・深夜の仕事なんかもこなす程度には

真面目に働く日々。

 

そんなある日、アヤベと決定的な仕事上のトラブルが発生。

 


絶対にトラブルが想定される、新規の仕事に関する意見の相違

 

俺がやると言ったらやるんだYO!

 

 

いや、それは無理。

 

 

アヤベが強引に獲得してきた新規の案件。

 

本来の守備範囲の業務から逸脱している内容で、

いざという時の保険が効いてない

新規の仕事に対する意見の相違。

 

(この仕事で得られるリターンは小さいと当時の僕は判断した) 

 

まあ、これはきっかけに過ぎず、無駄に労働時間を伸ばしたがる

アヤベに対して、自己防衛のための

境界線ルールを強めていた結果起きたトラブル。

起きるべくして起きた当然の争い

 

当時の僕からすると、次の二択しか残されていなかったのが現実。

(他の社員は、見て見ぬ振りをするのが日本の組織)

 

・ 甘んじて労働・拘束時間の増大を受けいれるのか?

・ アヤベに意見して、自分の時間を守るのか?

 

 

もちろん自分の時間を優先!(ゴーイングマイウェイ最高!)

 

 

 

その仕事は、かくかくしかじかの理由で参加できません(きっぱり)

 

 

 と伝えた結果、返ってきた返答は

 

 

社長に、今日のこと含め、今までの仕事ぶりの問題も伝えておくからな! 

 

 

・・・今までの仕事ぶりの問題?

 

 

散々(無駄な)残業させておいての、そのセリフ。

・・・決して忘れないYO。

 

その瞬間、僕の頭の中では、

ザ・ドアーズの

Light My Fire 〜ハートに火をつけて〜』

 

が流れたのであった。

 


ハートに火をつけて・・・ザ・ドアーズ

 


最重要拠点を真っ先に攻略する者は救われる

 

※注意:ここからやけに生々しい攻防が繰り広げられるので

そういう類が苦手な方は離脱をオススメします。

 

① 戦いが起きてしまったのであれば、迅速な行動をすべし

 

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アヤベは上司の権限をフルに使い、

他の社員を巻き込んでの社長への直談判をすると踏んだ自分。

 

 

真っ先に社長を攻略しておこう!

 

 

事実をありのままに説明&自分の反省の念も伝えた上で、

アヤベの暴走にはつき合い切れないと報告。

 

・・・無事成功

(ちなみにアヤベは、社長との仲はあまり良くない)

 

だが、アヤベは他の上司・後輩にも圧力をかけた上で

囲い込み戦法を発動

 

社内における、僕に対しての仕事依頼を完全封鎖。

 

 

(いわゆる)仕事を干された。

 

 

まあ予想通り。

・・・だけど、実際に干されると次のような精神状態になる。

 

 

・ 自分の無力感を痛感

 

・ 自責の念にかられる

(素直に残業を受け止めるべきだったのか?)

 

・ 他の社員からも無視されているように感じる

(実際、トラブルには巻き込まれたくという周りの雰囲気有り)

 

・ 仕事を辞めたくなる

 

 

まあ、干されてしまったものは仕方がない。

 

考えてても無駄なので、自分は空き時間に

ブログを書くことを開始

(ブログは今も継続されているので、ある意味アヤベに感謝している)

 

後出しでアヤベは社長に直談判したが、

アヤベの意見はソフトに却下。

 

そこから、しっぺ返しによるイタチゴッコが始まった。

 

② しっぺ返しという名の泥仕合

 

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  • アヤベが仕事を干した上で、僕の売り上げ不足に対して攻撃を開始。

 

→  すかさず部下に仕事を任せられないマネジメント力不足を

   会社側に指摘。

 

 

  • アヤベが嘘を交えた上で、以前からの僕の仕事の問題点を攻撃

 

→  仕事上の問題が以前から発生していたのであれば、

   見過ごしてきた上司の責任である旨を会社側に指摘。

 

 

  •  アヤベが一方的に、部下である僕から非難されたと社長に報告

 

→ そんな事実はないと、しっかり当時の状況を報告。

 

 

・・・すると、傍観を決め込んでいた周りの人間に変化が生じてきた。

 

③ 決して自分からは仕掛けないことの重要性

 

アヤベがうるさく騒いでいるだけなんじゃないか? 

 

 

アヤベが、あまりに周りを巻き込みすぎた結果、

嫌気をさして離れていく他社員

 

(決して、自分からは仕掛けなかった戦略が実を結んだとも言える) 

 

自分から打算的に仕掛けると、

周りに見透かされるというのは真実と思われる。

 

そして、最後の審判が下される。

 

④ アヤベ策に溺れる

 

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アヤベ策に溺れるとは?

 

策を打てないのに、無駄に動き回ることで

自分がドツボにはまる様を表現した

どーでもいい言葉。

 

とうとう我慢しきれずに、再び社長に直談判したアヤベ。

ヒートアップした挙句、

 

 

タクミを辞めさせろ! 

 

 

の一言に、冷静な社長の最後通告。

 

 

・・・いや、辞めるならアヤベお前だ。

 

 

(というやり取りがあったと、

後ほど周りから報告を受けて知った自分。)

 

 

喧嘩は止めて、お互い水に流しましょう(テヘッpero)

 

 

などとは微塵も思ってなかったが、

長引かせるのも得策ではなかったので、ひとまず終戦

 

形式上、部下の自分が会社全体に対して謝罪をした後、

アヤベも反省の念を述べてゲームセット。

 

結果、2ヶ月にも及んだ上司と部下の社内闘争は幕を閉じた。

 

争いは本当に無益なものなのか?

 

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上司にしっぺ返しをし続けたことで、

自分が得たもの・失ったものは、下記の通り。

 

 

  • ある程度の仕事の自己裁量権
    (上司による影響の減少)

  • 文字通り、仕事を継続する権利
     
  • 無意味な残業の強制等からの解放

 

 

  • 円満な上司と部下の関係

  • 仕事に対するモチベーション
     
  • サラリーマンとしての幸福感

 

 

正直な話、

 

 

どう考えても上司がおかしいだろ?

 

 

という状況であったにも関わらず、

立場・環境諸々によって、 自分も大分精神的に削られたのは事実。

 

 

サラリーマンって一体何なんだろう?

 

 

と思ってしまったのが僕の本音。

 

一応、その時に思考した結論は下記の通り。

 

会社に全ての収入を依存していた結果、

その安定(という思い込み)が揺らいだだけで、

自分の自信を喪失したことに強い憤り(不安)を覚えてしまった。

 

 

自分の力で(少しでも)生活する力が欲しい!

 

 

でもって、干された暇な時間を使って、

はてなブログをスタート

 

 

現在はサラリーマン生活の合間に、副業としてブログを続けてるよ。 

 

 

というお話でした。

 


囚人のジレンマに倣って、パワハラ上司に『しっぺ返し』してみた! まとめ

 

ということで、今回の記事はここまでとなります。

 

上司と揉めたことは後悔しているのか?

 

と問われたら、胸を張ってこう答えます。

 

 

全く後悔は無し。

 

 

おそらく、上司に何も指摘せずに全てを受け入れたところで、

上司の暴走は止まらず、より悪い結果になったものと

僕は考えております。

 

パワハラ問題の本質として、

 

「狭い組織内の考えが全てだと思い込まされる」

 

というのは大きな問題だと感じております。

 

今回登場したアヤベも、仕事以外の時間がほとんどなく、

家族への時間もほとんど取れてなかったのが現実

 

誰に強制されるわけでもなく、

ただ他人に認められたいといった

 

「(社内における)承認欲求の暴走が招いた結果だった」

 

と、今になって感じております。

 

幸い、アヤベとは現在、仕事上で必要最低限の会話が出来る程度には

人間関係は復活しましたが、それ以上を求める気もありません。

 

また、アヤベ自身も前ほど仕事に執着することが

減ったように見えます。

単にやる気を失っただけとも考えられる

 

ただ、パワハラがなかったら僕は間違いなく、

ブログを始めてなかったのは事実。

 

ブログは時に辛くも感じるけれど、

今が充実しているのも、またブログのおかげ。

 

人生とは自転車のようなもの。

倒れないようにするには走らなければならない。

 

〜 アルベルト・アインシュタイン 〜

 

 

そんな気持ちでブログを書き続けられたらいいなと

思ったり、思わなかったり。

 

 

 ・・・長くなってしまった。

 

 

長文最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 

また更新していきます。

そんじゃ、またね!

 

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