タクミの帰宅塾

基本的に、はやく家に帰りたい会社員が見た社内における諸々をユーモア交え書いてます。検索ワード 時間効率 仕事 読書 ビジネス なんかを想定してます。

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社会人が必ず知っておくべき『組織の法則』とは?会社生活に悩むサラリーマンが読むべき書籍3選!〜綺麗事は会社生活では通用しない理由〜

どうもこんにちは。

タクミです。

 

(世の勤め人の方々も

史上空前の10連休が終わり)

 

日々の勤めに慣れてきた&

疲れてきたであろう今日この頃。

 

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

上司に理不尽な目に遭わされてそれどころじゃない! 

 

あんな会社辞めてやる!

 

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(会社勤めってなかなか大変ですよねぇ)

 

そんな熱い(?)気持ちを持っている方に

是非読んでもらいたい書籍を

今回3冊ほど、ピックアップしてみました

 

僕も会社勤めをしているので

組織の理不尽さには、

かなり痛い目に遭わされてきましたが、

 

『組織の法則』について理解するだけで、

かなりストレスは軽減できるものだと

実感しております。

 

題して

サラリーマンが知っておくべき組織の法則

オススメ書籍3選はコレ!

 

書籍の概要説明も入れながら

紹介していきます。

 

では参ります!

 


 

 


第3位 佐藤 優 『組織の掟』

 

社会人ならまず読んでおきたいのが

佐藤優氏の『組織の掟』

 

【組織の掟】

 

[2019.05.16 Amazon 価格 778円 レビュー平均3.8]

 

上に逆らうだけが能じゃない。

 

悩みに効くオススメポイントはこちら。

 

  • 元・外務省勤務の著者の超実践的な処世術を学べる

  • 理不尽とも思える組織の基本的ルールを理解できる

  • 上司、部下それぞれの振る舞いを学べる

 

書籍内では例えば、こんな文調で

組織の掟が語られています。

 

物理の法則では、

水は高いほうから低いほうに流れる。

組織もそれと同じで、

汚い仕事、厄介な案件は、下が処理することになる。

これが「官僚の物理の法則」だ。

(中略)

どこの組織でも、上司の仕事は

部下の成果を吸い取ることだ。

 

引用元:佐藤優 著 『組織の掟』第2章 組織の従属術より

 

いや、世間には理想の上司がいるはずだ!

 

と思う方もいるかもしれませんが、

一般的な組織において

理想の上司が出世する可能性は

限りなく低いと言えます

(自分が過去に属した組織、全てに共通)

 

言い換えれば、

部下の成果を吸い取るタイプの上司

でないと、出世という道は

なかなか開かれないとも考えられます。

 

(と言ったように)

組織の残酷なまでの真実やルールを

一度きちんと理解しておくことは

必ず組織人としてプラスに働くと思います。

 

組織のルールを理解していないと対策等をたてられない! 

 

「綺麗事ではない実践的な組織論」

を学びたい人にオススメの1冊です

 

→ Amazonで『組織の掟』を検索してみる  

→ 楽天ブックスで『組織の掟』を検索してみる

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第2位 ふろむだ 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

 

なんで自分より仕事ができない人間が出世していくんだ・・・。

 

と悩むあなたに読んで欲しいのが

ふろむだ氏の『勘違いさせる力』

 

【勘違いさせる力】 

[2019.05.16 Amazon 価格 1,620円 レビュー平均4.0]

 

実力主義という欺瞞を暴く!

 

オススメポイントはこちら。 

 

  • 仕事は学生時代の延長ではないことに気づける
    実力主義は欺瞞である)

  • 基礎的な心理学を学びながら、実践的な思考術が養える

  • 権力者や経営者側の「都合の良い」ルールを知ることができる

 

表紙を見ても分かる通り、

「好き・嫌い」が二分化されやすい

内容であるのがこの書籍

 

基本的には、ハロー効果等の

認知バイアス(思考の錯覚)を

解説しながら、

 

実力主義という考えに

一石を投じる論調が主体の内容

 

書籍内のキーワードは

「ハロー効果」の他にも、

 

「錯覚資産」という言葉もあり、

書籍内では、こう解説されてます。

 

  • 錯覚資産とは
    「他人が自分に対して持つ、
    自分にとって都合のいい思考の錯覚」
    のことである。

  • 思考の錯覚は、認知バイアスによって
    引き起こされる。

  • 認知バイアスとは、認知心理学の概念で、
    「認知の偏り」という意味である。

  • ハロー効果は、認知バイアスの1種である。

 

引用元:ふろむだ 著 『勘違いさせる力』

  

レビューも高評価と低評価が

分かれている印象

 

・・・ですが、

正直、低評価つけている人は

この書籍を単なる心理学本として

評価している印象があります。

 

確かに、心理学本を好んで読む人にとって、

「ハロー効果」などは

目新しいものでないのですが、

 

この書籍内で学ぶべきポイントは

全く別の部分だと個人的には感じております

 

知っていることと、生活に活かせるレベルまで「理解する」ことは全く異なる!

 

この書籍を読む際に重要なのは、

(あえて言い切りますが)

 

ハロー効果は他人へ与える印象操作の上では

必要不可欠な要素」であり、

世の中の著名人の大半は、

「錯覚資産」を運用して立場を得ている

 

という、

現実を受け止める勇気を持つこと

 

(言ってしまえば)

この書籍自体が評価され、

売れているという事実も

「錯覚資産の運用」という

観点から語られるべきなのが現実。

 

実力があれば評価される!

 

いえ。組織においてそんなルールは

存在しません。(きっぱり)

 

現に世の中には、

マスメディアやSNSを使う力に

長けているだけで

 

過剰評価されている人間など

山ほど存在します。

 

学生時代にテストの成績が良かったとか、

曲がったことが嫌いという方にこそ、

まずは手にとってみて欲しい1冊です

 

→ Amazonで『勘違いさせる力』を検索してみる

→ 楽天ブックスで『勘違いさせる力』を検索してみる

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ちなみに、

もっと心理学を掘り下げた内容を

希望しているのであれば

(タイトルの趣旨からずれますが)

 

行動経済学の第一人者、

ダニエル・カーネマン

ファスト&スロー』なども

読み応えがあると思います。

 

【ファスト&スロー】

[2019.05.16 Amazon 価格 907円 レビュー平均4.3]

 

「勘違いさせる力」が面白かった!

 

(もしくはもっと読み応えが欲しい)

と思った方は、是非読んでみてください。

 

→ Amazonで『ファスト&スロー』を検索してみる

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第1位 ローレンス・J・ピーター『ピーターの法則

 

・・・世の中の上司があまりにも無能すぎる。

 

と気づいてしまった方は、

 

ローレンス・J・ピーター著

ピーターの法則』 がオススメ

 

ピーターの法則

[2019.05.16 Amazon 価格 1,512円 レビュー平均3.7]

 

なぜ、あの上司は「無能」なのか? 

 

上司の悩みに効くポイントはこちら。

 

  • なぜ上司は無能なのか?を理解することができる

  • 組織の(まるでコントのような)人事の秘密が分かる

  • ピーターの法則を理解すると、社内において自分がどう振る舞うべきかを考えることが可能となる

 

階層社会学という考え方を基に、

会社に「無能」が溢れる理由

書き記した

(ある種の問題作が)

 

ピーターの法則』であります

 

(内容を簡単に説明すると)

成果を出せている仕事内容に

優秀な人間を従事させておけばいいのに、

 

組織や会社は、

もっと重要な仕事を与える

という口実のもと、

 

優秀な人間を昇進させてしまい、

新たなポジションでうまくいったら、

また昇進という流れを繰り返すことで、

 

(最終的に)昇進できない仕事に従事するしかなくなる無能が誕生する!

 

という一連のサイクルを

ピーターの法則』と名付けて

解説してくれる書籍。

 

階層社会学の掟について、

書籍の文章を引用してみます。

 

【有能すぎる者の不幸】

 

以上の事例が示すことは、

たいていの階層社会にあっては、

有能すぎる物は無能な者よりも

不愉快な存在だということです。

(中略)

スーパー有能人間は、解雇されてしまう

ことが少なくありません。

なぜなら、スーパー有能人間は

階層社会を崩壊させ、

それゆえ、

「階層は維持されなければならない」

という「階層社会第一の掟」

に違反するからです。

 

引用元:ローレンス・J・ピーター著 『ピーターの法則

 

この書籍の内容は、

人によって受け取り方や、

読了後の変化はまちまちだと思います。

 

昇進限界説という事実を知った上で、

社内ヒエラルキーに立ち向かうもよし。

 

効率的な働き方を模索して、

自由な時間を増やすもよし。

 

(重要なのは)

 

ピーターの法則という

「一種の劇薬」を理解した上で、

自分が組織内でどうするべきかを

しっかり考えることだと思います。

 

まだ読んだことがない人は、

ピーターの法則

是非、読んでみてください

 

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社会人は必ず知っておくべき『組織の法則』 上司という存在に悩むサラリーマンが読むべき書籍3選! まとめ

 

今回の記事のポイントはこちら。

 

  • 組織には「理想と現実」が間違いなく存在する

  • 諸々の組織の法則を理解することで、対策を考えられる

  • 綺麗事を見抜く力も組織で生き延びるためには必要

 

(悲しいかな)

世間では、反体制を気取っている

人間が一番、組織における恩恵を受けていたり

 

一石を投じるような発言に見えても

(内容を深く考察すると)

己の利益になることしか発信してない

というような状況で溢れかえっています

 

(経営者の書いた書籍等も)

多くは社会的成功後に

構築された哲学なり、

都合のいい記憶の書き換え

だったりすることが多いのかなと。

 

今回の3冊は、

(読みやすさは大前提として)

「組織等の欺瞞に対する」リテラシー

向上させる趣旨の書籍だと思っております。

 

向上心がある社会人だと

ドラッカーの『マネジメント』とか、

ティーブン・R・コヴィーの

『7つの習慣』とか読みがちですが、

 

あれらの内容を実践するには、

(そもそもの)

現実を理解しておく必要がある

いうのが自分の率直な意見。

 

プラスの方向に自分を導くためには、

不愉快な現実も受け止めておく必要がある

 

という結論で、

今回の記事は終わりにしたいと思います。

 

また更新します。

そんじゃ、またね!

 

< 今回紹介した3冊 >

 

ピーターの法則

[2019.05.16 Amazon 価格 1,512円 レビュー平均3.7]

 

【勘違いさせる力】 

[2019.05.16 Amazon 価格 1,620円 レビュー平均4.0]

 

【組織の掟】

 

[2019.05.16 Amazon 価格 778円 レビュー平均3.8]

 

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