どうもこんにちわ。
タクミです。
あなたの周りにも必ずいるはず。
関わると面倒くさい人!
- 職場の上司が面倒くさい
- ママ友のあの人面倒くさい
- クラスのあの人面倒くさい
- なんだかもう全てが面倒くさい(これは別問題)
・・・等々。
ただ、一口に面倒くさいと言っても色々なタイプがいるはずです。
そこで今回は、この1冊を読んでみました
関わると面倒くさい人
著者:榎本 博明
出版:日本経済新聞出版社
思った以上に面白い部分や気づきもあったので
感想交え、紹介していきたいと思います。
面倒くさいに至るメカニズム
そもそもなぜ人は面倒くさいという気持ちになるのでしょうか?
今回紹介している本から一部
引用させていただきます。
価値観の合わない相手が面倒くさい人物と
いうことになる。
(中略)
価値観が違えば、お互いに相手の行動が理解できない
納得がいかない。
出典元:関わると面倒くさい人
結局、価値観かぃ!
と突っ込んで、話が終わってしまいそうですが
価値観の相違がそもそもの原因であると考えれば
面倒くさい人 = 価値観を押し付けてくる人
とも言えそうですね。
この価値観の押し付けとやらは、結構厄介で
意識して押し付けてくる傲慢なタイプや
無意識ながら、結果的に押し付けになっている気弱なタイプがいたり
色々だと思います。
面倒くさい人って具体的にどんな人?
著者である榎本氏は、例えば下記のような人間を
面倒くさい人として挙げておられます。
(一部引用)
1.他人の成功や幸福にケチをつける人
出典元:関わると面倒くさい人
これは定番の面倒くさい人ですね。
誰かと比較して、努力を怠る人間に多い気がします。
2.会議で異議を唱えずにはいられない人
出典元:関わると面倒くさい人
好戦的で喧嘩腰に発言するようなタイプ。
これは若干、僕にも当てはまるような気が・・・(汗)
気をつけます。はい。
3.他人の意見を聴かない人
出典元:関わると面倒くさい人
これも定番ですよね。自分が一番正しいということなんでしょうが
実は、自信のなさが根本的な原因だったりします。
4.やたらと自分を卑下する
出典元:関わると面倒くさい人
卑下する反面、かまってもらいたいと言った甘えが強かったり
自分の欲求を通そうとしている傾向あるのかも。
面倒くさい人に共通していること
本を読んで、自分なりに面倒くさい人の共通項を
考えてみました。
これは面倒くさい人の大部分に当てはまると思います。
比較することで、自分の立ち位置や能力を確認している傾向が
あるため、人を陥れるような内容を吹聴しがちなのかなと。
これも大部分に当てはまるかと。
価値観の押し付け、つまり自己の押し付けになっていることが大多数なので
結果、承認欲求が強いと言えるかと。
結局、スムーズな人間関係を重視していれば、空気を読まざるえない部分が
あると思うのですが、それができない人って
面倒くさい全般に当てはまるのかなと思います。
また、たまに
「自分は空気をあえて読まない!」
と豪語している人もいますが、空気を読んだ方がいいケースも多いので
考え直した方がいいのかなと個人的には思います。てへっ( ´ ▽ ` )ノ
結局この本ってどうよ?
非常に面白い本だと思います。
誰が読んでも参考になる程度に、面倒くさい人の例は多く載っているし
面倒くさい人を理解することで、ある程度、自衛の策を練れるのかなと思います。
個人的には、面倒くさい人を理解する、もしくは自分が面倒くさい人にならないため
人間の価値観について触れている箇所は、良かったかなと。
又、自分や人の価値観を理解するにあたって
ドイツの教育学者、心理学者の方の性格分類方法を挙げており
それぞれの価値観に基づいた5つのタイプに分類している部分は
僕として、この本読んだ最大のメリットとなったかなと。
(本当は6つらしいが日本文化に根付いてないとのことで本書では割愛されてた)
悪いところは、特に感じなかったけど、もしかすると具体的な例が多いので
自分が面倒くさい人だったと気づいて傷つく可能性はあります(笑)
僕も結構当てはまった部分もありましたしね。
自分の行動傾向を再確認する意味でも良書になるかなと。
と、今回 関わると面倒くさい人 を読んでまとめてみました。
参考になれば嬉しいです。
そんじゃまたね。