どうもこんにちわ。
タクミです。
今日は、この本を久しぶりに読んだので紹介してみます。
著者:築山 節(つきやま たかし)
埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長を経て、
現在は、北品川クリニック・予防医学センター所長とのこと。
参考サイト:築山節 - Wikipedia
過去に読んだことがある方も多いと思われる有名本。
結構古い本で、(約10年前)一度読んだ後、しばらく本棚に眠ってたのですが、
久しぶりに目を通してみたら、かなり実用的な内容で面白い。
当時のベストセラーには理由がある。
そこで今回の記事は、
「脳が冴える15の習慣」の内容に触れながら、
といった方向けの内容となります。
簡潔に内容をまとめながら、紹介させて頂きます。
では参ります。
- 頭が冴えない原因は、日々の習慣であることが多い
- 先ずは、生活の原点を作りましょう
- 試験を受けている状態は、集中力の塊である
- 脳を健康に保つ、たった2つのこと
- 築山節先生の「脳が冴える15の習慣」を読んでみた まとめ
頭が冴えない原因は、日々の習慣であることが多い
築山先生曰く、多くの現代人が脳の力を衰えさせている時は、
大概、基本的なことが欠けていることが多いとのこと。
基本的なこととは
・ 規則的な生活
・ 人とのコミュニケーション
・ キチンとした食事
などなど。
当たり前のことを見直すだけで、
痴呆の症状が改善することも、医療の現場でよくあることらしいです。
この本で紹介している脳が冴える習慣は、2つの大前提として
① 時間的にも経済的にも負担にならない方法
② 脳に良い影響を与えるだけでなく、人生がより豊かになる方法
を意識して書いていると冒頭にあり。
そんな上手い話があるのか?(~_~;)
と不安になる気持ちを抑え、
先ずは脳を活性化させる朝の過ごし方について書いていきます(笑)
先ずは、生活の原点を作りましょう
脳が1日冴えた状態で動かせるかどうかは、
朝の過ごし方が重要になってくるとのこと。
朝の過ごし方を、具体的に書いていくと、
・ 毎日、一定の時間に起きる
・ 太陽の光を浴びる
・ 足、手、口を動かす(脳のウォーミングアップ)
特に築山先生が繰り返し書いていたのが、
「生活リズムを失うことは、ボケへの入り口である」
という内容。
また、脳は、とにかく楽をしようとする性質があり、
「何時に起きてください」
と伝えるだけでは、ほぼ改善が見込めないらしいです・・・。
本の表現を借りると、
「人間は、ある程度の強制力を働かせないと、脳の原始機能である
感情系の要求に従って行動するようになります。」
(堕落するのは簡単ということですね・・・。)
特に、会社や組織に属していない人は、朝の過ごし方が不規則になりがちなので
朝やることを決めておくか、どこかに通う習慣が必要とのこと。
パッと浮かぶのが、ジム通い・散歩の習慣・ガーデニング等々。
あと、本を10分音読するだけでも、かなり脳へのウォーミングアップの
効果が期待できるようです。
生活リズムの乱れに心当たりがある方は、極力負担がかからない形で、
規則的な生活の1歩を踏み出すことをお勧めいたします。
試験を受けている状態は、集中力の塊である
集中力とは一体何なのか?
「集中力」
という言葉は、イメージばかりが先行してしまい、いざ問われると
定義づけが難しい単語なのかなと思います。
参考までに著書の文章を、引用させて頂きます。
何か問題を解決しなければならない時に、グッと集中を高めて、
速く的確な判断ができる。
脳に蓄えられている記憶をパッと思考に結びつけ、
臨機応変な対応ができる。
そういう力量を、本書では
「脳の基本回転数」
と呼びます。
頭の回転とも言えますが、
脳の基本回転数と集中力は、深く関係している
のは間違いないかなと。
脳の基本回転数をあげるにはどうしたらいいのか?
これはズバリ
「時間の制約」
が必要になってきます。
時間のデッドラインが定まってないと、脳の回転数は上がりません。
時間を長くかければ、生産的な仕事ができるわけではない!
ということです。
これは試験問題を解いている時の、集中力の正体と繋がってきます。
試験中は、
「時間の制約」
があるからこそ、
あれだけの問題量を、解いていけると考えるのが正解なのです。
日常的に、時間の制約を設ける意義
仕事や生活の生産性が上がらない方は、日常的に
「試験を受けている状態」
から遠ざかっていることが、原因の一つとして考えられます。
又、真面目な人や、完璧主義の人が陥りがちなのが、
「私生活を削ってもいいので、良い仕事を仕上げよう!」
という発想。
これは大変危険な考え方です。
仕事を家に持ち帰り、
結果終わらないような、仕事の負のサイクルを生み出す一因です。
あえて、
「プライベートの時間を確保しよう!」
と考えることで、時間の制約が生まれ、
生産性向上に繋がります。
「時間の制約が、脳の基本回転数を上げる!」
というのは大事なポイントなので、押さえておきましょう。
脳を健康に保つ、たった2つのこと
これは至極当然の話ですので簡潔にまとめます。
次の二点を習慣付けましょう。
① 適度な運動
② 食べ過ぎ及び飲み過ぎ
・・・そんなこたぁ、分かりきってるんだよ
なんて声も聞こえてきそうですが、何度も繰り返し強調されるほど
重要なことが、運動・食事のバランスになります。
僕は筋トレから始めて、現在食事も食べ過ぎないよう注意してますが、
そもそも肥満への危機意識が強くなったきっかけは
「肥満は脳にダメージを与える」
という事実を、再認識したからです。
例えば、肥満は記憶力が悪くなるという話。
「肥満すると記憶力が落ちる?」「太っている人の脳は小さい?」 衝撃の肥満と脳の関係 - NAVER まとめ
肥満は脳が収縮することで、
記憶力等が低下するという研究結果があるらしいです。
まあ、これに関しては、自分でキチンと調べてないので、
今度勉強がてら、書籍など探して記事にしてみます。
あと分かりやすいのが
「高血圧のリスク」
です。
脂肪過多になると、血管内に脂肪が蓄積し、
血液の流れにくい場所ができてしまい、高血圧を引き起こす。
脳は、酸素とブドウ糖を唯一のエネルギー源にしていますが、
高血圧になると、十分に栄養が摂れなくなります。
俺は高血圧だから、血液の流れも速くて脳にガンガン栄養が届きまくりだぜ!
という方向けに、書籍内にて分かりやすい説明がされておりましたので、
引用させて頂きます。
流れの速すぎる川には苔が生えません。
これは、水がたくさん流れていても、そこから栄養が取れないからです。
また、枝分かれした管に水を勢いよく流すと、
細い管には水が流れにくくなります。
高血圧になると、それと同じことが脳で起こってしまう。
想像しただけで、ゾッとするほど的確な指摘(汗)
食事のカロリー制限がベストですが、難しいと感じる方は
「腹八分目」
を意識して、食事をするのも効果的とのこと。
日々の節制は、肥満による脳を始めとする健康リスクを予防する
ということを頭にいれて、日々生活していきたいものです。
築山節先生の「脳が冴える15の習慣」を読んでみた まとめ
ということで、築山先生の有名本を、文字数の許す限りでまとめてみました。
著書内の
「時間の制約が、脳の基本回転数を上げる」
という表現は、そのまま
「文字数の制約が、ブログの記事の質を上げる」
と言い換えてもいいんじゃないかと。
この記事のボリュームで、3500文字弱。
当ブログの場合、エッセンス版という、簡易的な記事を書く場合の、
文字数の目安が2000文字弱で、いつも考えております。
4000文字を超える時は、自分よがりの文章になっているかなと
反省する時が多いんですよね (_ _).。o○
まあ、正解はないけど、ベターな記事構成というのはあるはずなので
今後も、文字数と内容のバランスを考えながら更新していきます。
文字数ついでに、本当は著書内で書かれている
脳医学の観点からの、
「アイデアを生み出しやすくする方法」
も書こうと思ったのですが、今回は割愛しました。
1記事書き切れるボリュームと判断したので、
機会を見つけてアップ致します。
今回紹介した本は、かなり実用的なテクニックを網羅している本なので、
個人的に、中だるみせずに面白く読めました。( ´∀`)
(この記事で、本の約 3割程度の内容といったところ)
また更新していきます。
そんじゃまたね!
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