タクミの帰宅塾

基本的に、はやく家に帰りたい会社員が見た社内における諸々をユーモア交え書いてます。検索ワード 時間効率 仕事 読書 ビジネス なんかを想定してます。

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【読書・書評】情報を頭に刻む必要性。森博嗣氏の『読書の価値』を読んだので、記事を書いてみる

どうもこんにちわ。

 

タクミです。

 

今回は、過去記事でも取り上げたことのある

 

森博嗣先生の本から

 

『読書の価値』

 

を読んでみたので、

色々思ったことなり書いてみます。

 

 

 

 

・ 本の価値とは一体何なのか気になる

 

・ 上手く相手に伝わる文章のコツが知りたい

 

・ 本の選び方の基準を知りたい

 

といった方向けの記事となります。

 

では参ります。

 

 


 

  


本はイメージを運ぶメディアという考え方

 

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本を読み終わった後、一番印象に残っていた言葉がこれ。

 

「本はイメージを運ぶメディアである。」

 

すなわち、

 

「文章とは、イメージを運ぶための手段であり、

最終的な目標は、読者の頭に読み終わった後、

何かしらのイメージを残すことである。」

 

という考え方。

先ずは印税とも書いてましたけど 笑

 

いや、シンプルな言葉だけど、

結構考えさせられました。

 

というのは、

次のように自分の中で置き換えた上で、

問いかけをしてみたのです。

 

「一体、ブログとは何を運ぶメディアなのか?」

 

 

「本と同じくイメージ」

大いにあります。

 

「購買意欲を掻き立てる」

ビジネス目的メインなら、それもアリかと。

 

ちなみに、当ブログの場合は

 

「日々の行動に多少なりとも変化をもたらすことができるか?」

 

という背伸びした目標を意識して、

挑戦の意味も含め、ブログを更新してます。

(ネタに近いことも書くようにしてますけど 笑)

 

ブログに限らず、

 

・ なぜその行動を取るのか?

・ 何のための手段なのか?

 

再度、問いかけてみるのも

有意義な時間の過ごし方かと思います。

 


文字は増やすのではなく、削ぎ落とすことで、文章を引き立たせることができる

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今回紹介している本は、

文章力について、深い考察がされており、

色々勉強になったのですが、

 

分かりづらい文章で、ありがちなのが

 

「余計な強調をして、伝えたいことが不明瞭になる」

 

ことだと。

 

文章に限らず、音楽の世界でも

同じ内容のことがよく言われます。

(一応元バンドマンとしての意見です はい。)

 

上の文章でも、例えば

 

「音楽の世界でも、同じことが言えます。」

(元バンドマンの意見として。)

 

と、無駄な部分を削ることが、

相手に伝わる文章、という意味で正解です。

(わざと文章をボカす意味もあるので、ケースバイケースですが。)

 

著者の森博嗣先生は、元々研究職に就いていたので、

学術論文の書き方として、

無駄を削ぎ落とす方法を身につけたとのこと。

 

ブログでも、書く文章に自信がないときには

 

 

「原則として」

 

「基本的に」

 

といった言葉が無駄に増える傾向があるのかなと。

(必要な時以外でも乱用するケース)

 

相手に伝えることを重視するのであれば、

 

文章の無駄を削る

 

という選択は有効かと思います。

(特に商品のレビュー記事などを主目的で書く時は、効果的。)

 


読書をする意味 本と人は同じような存在である

 

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 「本と人は同じような存在である」

 

という言葉を具体的に説明すると、

 

「人格を形作るのは、友人や環境における影響が大きいが、

本を自分で選び、読むことも経験の積み重ねと言える。」

 

 

「結局、人格形成に与える影響という意味では、

本と人は同じような存在である」

 

という意味であると、個人的に理解しました。

 

本の選び方も、友人や人間関係と

似たような部分があり、

 

・ 自分で選択して本を手に取っているか?

 

・ 未知との遭遇を楽しめているか?

 

・ 同じような本ばかり読んでいないか?

 

 

これらは全て、

人との付き合い方に通ずる内容だと思います。

 

特に面白いと思った部分を引用させて頂きます。

 

本選びは、つまり人選びだと思って臨めばいい。

(中略)

普通友達を選ぶ時に、誰と友達になったら良いかと

人にきいただろうか?

あなたは今の友人と、どうやって友人になったのか、

と考えてもらいたい。

 引用:森博嗣 『読書の価値』 より

 

自分で本を選び、読んでみて、合う合わないも含め判断していく。

 

 レビュー信仰の世の中に、物申している感覚で

僕としては共感できました。

(と言いつつ、本の紹介記事を進めていく矛盾・・・。)

 


結局、森博嗣氏の『読書の価値』は読んでみてどうだった?

 

簡潔にまとめるとこんな感じです。

 

  • 理系の人間の本の読み方が理解できて面白い。

  • 未知との遭遇ができる可能性が高い

  • 文章力に関する内容も多いので、良文を読む意味と合わせて参考になる

  • 綺麗事が一切なく、分かりやすい内容

 

 

  • 具体的に、この本を読みなさいといった内容ではないので、
    本を読み慣れてないと面喰らう可能性あり

  • 著者が個性が前面に出てるので、合う・合わないは出てくる

  • 即効性を求める人には不向き

 

ただ、読書をする価値という題名だけあって、

そのことを一度でも考えたことがある人は、

読むことで、気づく部分が沢山あると思います。

 

僕もおかげさまで、今回の記事の内容以上のことも

学ばさせて頂き、充実した時間を過ごせました。

 

 

「あなたにとっての、読書の価値とは何でしょうか?」

 

 

では、また記事更新していきます。

 

そんじゃ、またね!

 

 

 

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森博嗣先生の作品についての過去記事

www.takumiate.com

 

 

 

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