タクミの帰宅塾

基本的に、はやく家に帰りたい会社員が見た社内における諸々をユーモア交え書いてます。検索ワード 時間効率 仕事 読書 ビジネス なんかを想定してます。

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【雑記】しじみ汁の身には栄養があるのか?晩御飯に出された、しじみ汁を前に考えすぎて動けなくなった話を書いてみる

どうもこんにちわ。

 

タクミです。

 

今回は、すごく重要なテーマを書こうと思っております。

 

正直、内容が重すぎる可能性があるので躊躇してますが、

思い切って書くことにします。

 

今日のテーマは

 

しじみ汁のしじみの身を、ほじくってまで食べるべきか?」

 

 

フリがベタすぎる。0点。

 

 

 

 oh,gandhi・・・.

 

 

さっ、記事を書くことに専念しなきゃ。

 

 


 

 


そもそも、太宰治の短編のおかげでシジミ汁について考えざるえなくなった 

 

本を読む方なら、もう

 

しじみ汁」

 

の単語が出てきた段階でネタバレしているようなもんですよね。

(今日はテンポよく。そういうことにしておきましょう。)

 

そう、問題の小説は

 

太宰 治 

水仙

 

 

以下引用。

 

僕は、もうそれ以上お酒を飲む気もせず、ごはんを食べる事にした。

蜆汁しじみじるがおいしかった。

せっせと貝の肉をはしでほじくり出して食べていたら、
「あら、」夫人は小さい驚きの声を挙げた。

「そんなもの食べて、なんともありません?」無心な質問である。
 思わず箸とおわんを取り落しそうだった。この貝は、食べるものではなかったのだ。蜆汁は、ただその汁だけを飲むものらしい。

貝は、ダシだ。貧しい者にとっては、この貝の肉だってなかなかおいしいものだが、上流の人たちは、この肉を、たいへん汚いものとして捨てるのだ。

なるほど、蜆の肉は、おへそみたいで醜悪だ。

僕は、何も返事が出来なかった。 

引用元:太宰治 『水仙』 引用サイト:読書日記: 太宰治「水仙」と蜆汁

 

そして、この太宰治は、

読んだ人間の脳裏にこう問いかけるのである。

 

 

「えっ?まだシジミ汁で消耗してるの?」 

 

 

いや、失敬。そんなことはどうでもいい。

一度は使ってみたかっただけである。

 

意味が分からない人は、

「プロブロガー」

なる言葉を検索すればすっきり解決だ。

 

そしてこの後、ブログ管理者タクミは、太宰治の仕掛けた

シジミ汁の罠にズブズブはまっていくことになる。

 

ぼんやりとした不安を抱えながら、書く手を進めていく・・・。

 

(ちなみに、自分はプロと言われるブロガーの記事を見たことがない)

 

(多分本当に興味がないのだと思うが、気になってきたので後で観てみる)

 

(いや・・・気が変わった、読むのはやめておこう、なんか嫌な気がする)

 


シジミ汁と栄養問題。妻が放った衝撃的な言葉。

 

この記事のターニングポイントは、

ある日の夜20時前後。

 

子供が早めに寝てくれたので、ゆっくり晩御飯を楽しんでいた時。

 

そう、こいつが湯気をくゆらせながら現れた。

 

f:id:takumino:20180915213758j:image

 

 

 

sizi・・・clamsoup(しじみ汁)

 

 

僕は、箸を持ち上げ、汁をすすりながら

せっせと貝の肉を箸でほじくり出して食べていたら

妻から一言

 

 

しじみの身は栄養ないから、食べなくてもいいんじゃない? 

 

 

・・・僕は思わず、箸とお椀を取り落としそうだった。

 

そして、妻が乗ったトロッコは静かに走るのを止めた。

 

 

「太宰なのにトロッコ?」

 

 

小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まった。8歳の良平が、その工事現場で使う土砂運搬用のトロッコに非常に興味をもっていた。ある日、トロッコを運搬している土工と一緒に、トロッコを押すことになった。良平は最初は有頂天だが、だんだん帰りが不安になった。途中で土工に、遅くなったから帰るようにいわれて、良平は一人暗い坂道を「命さえ助かれば」と思いながら駆け抜けた。家に着いたとたん、良平は泣き出してしまう。

この時の体験を、大人になり東京に出てきた良平が回想している。塵労に疲れた良平の前には、全然何の理由も無いのに、そのときの薄暗い坂の路が一筋断続しているのであった。

引用元サイト:トロツコ - Wikipedia

 

※これはこれで名作。オススメ。

 

では、そろそろ本題へ。

 


しじみ汁の身は食べるべきなのか問題に終止符を打つ

 

色々調べてみました。

 

すると、

しじみの旨味であるアミノ酸に関しては、汁に流れているので

問題はないが、身にはミネラル・鉄分が多く残っているので

栄養面からは食べた方が良いとのこと。

 

参照サイト:しじみエキス肝助公式サイト・キャビアンヌ・大和しじみ・ほたて・はまぐり・あさり/しじみちゃん本舗

 

要はこういうことかと。

 

〈食べるメリット〉

 

・ ミネラルや鉄分などを身から摂取できる。

 

・ 多少なりとも腹の足しになる。

 

〈食べないメリット〉

 

・ 人からバカにされるリスクがなくなる

 

・ 肝臓が悪い場合は、鉄分の過剰摂取を防ぐ意味もある

 

ちなみに、アミノ酸も(多少は)身に残っている説もあるらしく、

結局栄養面から考えると、とりあえず食べておくことが正解と思われます。

 

 

ふーん。知らなかった。バイバイ〜。

 

 

そして、妻の乗ったトロッコは再び走り出し、去っていた・・・。

 

 

そして僕のぼんやりとした不安は的中した。

 

 

「今日の晩御飯、しじみ汁のみ・・・。」

 

 

そして、僕は再び箸を手に取り、

「お臍みたいで醜悪なしじみの身」

を、美味しく食べ始めたのであった。

 

 

〈 〜タクミのやっつけ栄養学〜 〉

 

しじみアミノ酸

:数百種類あるうちの、たった20種類が

タンパク質構成のための重要な役割を担う。

そのうちの9種類が人間の体で作り出せない必須アミノ酸と呼ばれます。

しじみ必須アミノ酸を高いレベルでバランスよく

兼ね備えているので、とても優秀な食材と言えるでしょう。

 

 

 

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