タクミの帰宅塾

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【読書・書評】瞬間判断の合理性。メンタリストDaiGoさんの『秒で見抜くスナップジャッジメント』を読んだので、感想等書いてみる

どうもこんにちわ。

 

タクミです。

 

本日は、当ブログでお世話になっている

メンタリストDaiGoさんの最新本を紹介していきます。

 

 

 

メンタリストDaiGo氏 

『秒で見抜くスナップジャッジメント

 

 

・・・表紙が怪しい(笑) 

 

 

さっと読んだ印象では、DaiGo氏の本業である

メンタリスト感満載の、

人を見抜くための心理テクニック集といったところ。

 

今回は、本のネタバレはしない方向で、

スナップジャッジメントという考え方と、

一般的に書いても差し支えない範囲と判断した物のみ挙げていきます。

 

では、参ります。

 

 


 

 


この本の大前提 人を見抜く前に知っておくべき3つの誤解とは?

 

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あなたは、人を見抜くという行為に対してどんな考えを持っていますか?

 

少なくとも、今回紹介している書籍、

『スナップジャッジメント

 

・  人を見抜くのには時間がかかる

 

・ 人は表情と行動で、本音を見抜ける

 

・ 人を見抜くには、特殊なテクニックが必要

 

上記の3つは大きな誤解である。

 

という認識の基に、

 

「瞬間判断の有利性」

 

を説いていくといった内容。

 

基本的なスナップジャッジメントの考え方は、次の2種類。

 

① 人間には生まれつき、瞬間判断能力を兼ね備えているという前提に置いて、

  余計な情報のノイズに振り回されないようにする

 

② 特定の人間が持つ行動や思考パターンを押えて、判断の精度を上げる

 

要は

 

「人間って、第一印象である程度理解できる。」

 

「その人の口癖で、どういう傾向があるかすぐ分かる。」

 

「こういった趣味嗜好の人間は、〜である。」

 

といった内容を、データや統計も含めた形で

説明してくれる本となっております。

 

本の特徴を掴みやすくするため、具体例をいくつか挙げてみます。

 


これがスナップジャッジメント

 

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教師が有能かどうか判断させる実験結果

 

教育心理学者 ロバート・ローゼンタールによる実験 〉 

 

ある教師が授業している様子を収めた映像を何本か、

被験者に観てもらい、次のような質問を行いました。

 

 

「君たちは、この映像の教師をどの位有能だと思うか?

それぞれ採点してください。」

 

すると、30秒しか映像を観ていない被験者の採点が、

何ヶ月も実際に、その教師の授業を受けている生徒の評価と

ほぼ一致するといった結果に。

 

ちなみに、その教師の指導を数ヶ月受け持っていた教官の評価も

被験者の採点と一致し、

実験の映像を観る時間を6秒に短縮しても、同じ結果になったとのこと。

 

この実験から導き出される結論は、ただ一つ。

 

 

 

実験に使われた映像の教師が、 相当ヤバイ人間だった!

 

 

 

いや、違います。(多分)

 

瞬間的判断が、ある程度の精度で

初対面の人の能力を判断できるというデータの一例です。

 

では次は、特定のパターンに当てはめる方法を紹介します。

 

IQが高い人を見抜く方法

 

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目の前の人間のIQが高いかどうか確認する簡単な方法があります。

 

それは

 

「その人間が、ブラックジョークを理解できるかどうか?」

 

IQが高い人間は、ブラックジョークで笑う傾向が強いとのこと。

 

では実際に、僕の好きなブラックジョークを紹介がてら書いてみます。

(単純に面白くないと判断されるリスクもありますけど・・・)

 

 

レーガンアメリカ大統領 暗殺未遂事件での有名なエピソード〉

 

大統領就任わずか69日目のレーガンに対して、暗殺者の銃口が向けられた。

六発放った銃弾の内、一発がレーガンの肺の奥深くに撃ち込まれる。

 

凶弾に倒れるレーガン。すぐさま病院へ緊急搬送。

 

生死の境をさまようレーガンは、手術を担当する医師たちへ

次のような質問を行った。

 

レーガン「・・・君たちは、共和党員だろうね?」

 

医師たち「今日1日は、みんな共和党員ですよ大統領。」

 

 

ハッハッハッー、サイコウ!オモシロスギル。ハラガヨジレチマウ!

 

 

うん?微妙だって?いや、そんなはずはない!

絶対に面白いはずだよ!もう一回説明するから・・・。

 

 

と、やたら断言調の言葉を使う人間は

自信がない裏付けとも本では説明されてました(汗)

 

話が逸れましたが、ブラックジョークで笑う人間が

IQ高いという話は、一応裏付けがあります。

 

ブラックジョークは、一捻り入れているものが多いので、

その背景を瞬間的に判断できる、情報処理能力が問われるとのこと。

 

今回の例では、

レーガン大統領が共和党に所属している」

と即理解できるかどうか。

 

もっと言えば、

医師たちは民主党員であるという事実

に気づいて笑えるかどうか。

 

その辺りが判断基準になりそうかなと。

 

ある作家さんなんかは、人を実際に判断するための指標として

ブラックジョークを取り入れていると、聞いたことがあります。

 

情報処理能力を確認する上でも、ブラックジョークを試してみる。

 

確かに実生活でも取り入れることができる方法かもしれません。

 


僕が瞬間判断能力に対して、興味を持った理由

 

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なぜ、僕が

「スナップジャッジメント

という考え方に興味を持ったかですが、

 

これはツイッターを使っていて、

思う部分が多々あったからと言えます。

 

完全に自分のことしか考えてないだろうという

アカウントには、ある程度法則がありまして、

それを当てはめてみたら、高い確率で見抜けるという実体験。

(あくまでも自分なりの、という話ですが)

 

簡単に言えば、

 

「違和感を感じた時の自分の直感」

 

とやらを信じることにした。

 

ということです。

 

この辺りのことは、詳しく過去記事に書いてあります。

www.takumiate.com

 

昔から、第一印象で人を判断する傾向が

自分は強かったこともあり、

裏付け等が欲しかったので、読んでみたということです。

 


結局、メンタリストDaiGoさんの『秒で見抜くスナップジャッジメント』ってどうよ?

 

個人的には非常に面白く読めました。

 

ただ、瞬間判断というだけあり、

小さなエピソード等をまとめた本という印象もあり、

深く考えるという意味での、読み応えはあまり無いかもしれません。

 

・ いわゆるパーティ本よりは、ずっと本格的

 

・ 読みやすく、実生活にも取り入れやすい

 

・ データの裏付けがある情報と無い情報があるので、

  内容の取捨選択は必要

 

尚、本の終わりの部分にスナップジャッジメント力を高める方法も

記載がありましたが、だいぶ人を選ぶ内容だと正直感じました(笑)

 

一言でいうと、

「共感能力を高めること」

がスナップジャッジメント力を高める肝。

 

ですが、共感能力はトレーニングでどこまで上げられるのか? 

 

 うーん、分からん。

 

この辺りは、また自分なりに調べてみます。

 

あと、この本の表紙は、もっと違う方が良かったんじゃないかなと

勝手ながら思っております(笑)

 

では、また更新していきます。

 

そんじゃ、またね!

 

 

 

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